海に降る雪

『海に降る雪』海崎たま(チャボ文庫)

断片、だと思った。
各掌編に散りばめられたものがだんだんと朧げにひとつの像を結んでいくようだった。
幻想的でどこか耽美で静かでけれどずっと波音がしていて、潮の匂いが漂う。