アメリカン・サイコ 20250404 1400

PARCO PRODUCE 2025
ミュージカル『アメリカン・サイコ』

@新国立劇場 中劇場

 

ド頭パンイチで出てきたwなんか毎回脱いでないか?wちなみにその後も結構脱ぐ。そりゃ身体作りするわ……。ただこの作品においては、美しい肉体もYuppieたちが競い合うヴィジュのひとつで、ある意味衣装のひとつとも言える。
パトリックはスタイリッシュなんだけど、ちょっと情けなくも見える。わたしがこれまでに舞台で観たたかきってなんか情けなく見える役が多い気がする。なんでだw
社会問題を憂えながら、ホームレスのことは自己責任だと思ってるし女を対等に見てない(エヴリンはおそらく頭がいい(ついでに実家も裕福と思われる)けど、男たちからは性の対象としか見られてない。そして本人(もその友人たち)も美容やファッションにしか興味がなく、パトリックのことも理想の結婚相手かどうかという観点でしか見ていない)感じ、なんかこう、あー……っとなるよな。

台詞、特に短いやり取りが結構英語。この程度の英語ならみんなわかるという想定なんだなと思うと、ちょっと興味深い。
クリーニング屋のスヴェトラーナ、ロシア系で英語が酷く訛ってると言われるんだけど、ロシア系は英語が訛ってるというステレオタイプがあるのか?(ex.23階の笑い)

冒頭の曲で、アンサンブルが左右から斜めに歩いてきて十字に交差してく振付があるんだけど、一度ちょっとタイミング合わなかったとこがあって、PZ組ってすごかったんだなと10年(以上)越しに思ってしまったwいや彼らも合わなかったときはあったと思うんだけど。
ダンスといえば、大貫さんのダンスが綺麗だった。

なんとなくポップで陽気な作品をイメージしてたけど、陽気ではなかった。いや笑えるものではあるんだけど、パトリックの内面に焦点が当たってるからかな、雰囲気も結構シリアスに感じられちゃうというか。
ラストは『染、色』的なことなのかなー?結構、んんー?となる終わり方な気はする。

89年が舞台らしくて、『グッバイ、レーニン!』とほぼ同時代なんだよなー……となったりもした。
パトリックがシリアルキラー以外で憧れを口にするのがドナルド・トランプなの、当時の時代の空気感はもちろん、現在も突然視野に入れられるみたいでドキッとする。(そもそも現在は当然、当時も含めた過去から連続した時代なわけだけど) てか、物質的な豊かさが溢れていて、享楽的で、同性愛嫌悪と女性蔑視が強いアメリカ、トランプが理想とするアメリカってこの辺りだったりもするの…か?