パリのパサージュ

『パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡』鹿島茂(中公文庫)

 

えねーちけーの世界ふれあい街歩きのパリの回にパサージュが出てきたことがある。

(パリ回どんだけあんねん。)

で、そのラスト、パサージュの階上に住んでいるおじさんが出てくる。パサージュから階段を上がると、ガラス屋根の両側が通路になっていて、白いアパート(たぶん)の部屋が連なっている。猫もいる。
世の中には、こういうところで暮らす人生もあるのか。
と、少し絶望した。大げさに思われるかもしれないが、数年前?の初見(たぶん再放送)のときはまじで数日凹んでいた。冷静に文章にすると自分でもちょっと心配になるけど本当だったんだからしょうがない。

オリンピック閉会式後のえねーちけーがフランス(パリ)特集になっていて、この回もやっていたのでまた観て、やっぱりちょっと絶望した。

そこへこの本刊行である。
読まない選択肢がない。

上述の番組はこの本よりだいぶオシャレだったなとは思うがw、それでもやはり、自分はもしかしたら一生行くことすらないかもしれない場所、生で観ることがないかもしれない光景、やっぱり羨ましい。