走れメロス

www.shinchosha.co.jp

私、自分がじゃにおたであることを否定するつもりはないけど、
自分の性格というか行動様式というか何というか…はそれほどおたく的ではないと思っていて(いやわかんないけど^^^^^)
自分の性格(というか何というか)で一番おたく的なのは、
こういうところ(=好きな(アイドルが出ていた)作品の中に登場した作品を読むようなところ)なんじゃないかと思う。。

?

?

巻末の解説によれば、最初の『ダス・ゲマイネ』が初期、以外の8編は中期の作品、ということになるらしい。

私は今まで読んだ太宰作品について、太宰っぽい人が登場するけど、どこにもそれが太宰だとは書いていなくて、その小説自体はあくまでも虚構として成り立っている、と思っていたんだけど、
この本に入っている9編で、その感じがするのは『ダス・ゲマイネ』だけで。(いや、もろ「太宰」って作家(?)が出てくるんだけど脇役で。作品の雰囲気というか、私の印象として、その虚構っぽいな、と。)
中期(一番安定していたらしい)の8編は、太宰本人の話か、全く登場しない話、で。
それがちょっと意外でした。
安定しているとき以外は自分を何かに仮託して、安定しているときにむしろ自分を自分自身として登場させられるのか。

?

?

『HOT SNOW』初見からずっと、なぜ正克くんは『走れメロス』を読んでいるのか、悩んでるんだけど。(お前が悩む必要はないっつー話である。。)

いや確かに友情の話だけどさ。でも友情というよりは、信じること、待つこと、待たせること、の話だと思ってて。

まぁ、正克くんたちからしたら、25年待ったのか。
…とか考えて、まだ“これ!”ってのには思い至れてないんですが。

でもそういうの考えられるってのも楽しいよね^^^というしょーもないオチ。(おちてない)

?

あ、ほんのちょっと調べたところによると、太宰が『走れメロス』を書く発端になったと言われているエピソードの中で太宰が友人に「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。」と言ったらしいです。(wiki*1
安直かもしれないけど、考えちゃうね。

?

*1:あらすじはがっつり最後まで書いてあるので見たくない方は要注意ですー