どっちに書くか迷ったけど、“おたくごと”って感じじゃないのでこっちで。(20140528)
読み終えたので場所確保。感想は後で書く。
感想は内容に触れているので、未読の方はお気をつけて。
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たしかに芸能界の話だったけれど、私には、芸能界を描いた話ではなく、少年の友情を描いた話に感じられた。(帯もそういう書き方になってるけどね。)
これは好みの問題かもしれないけれど、なんだか引き込まれる本だった。
その要因が何かはわからないけれど、とりあえず文章も構成も上手いんだと思う。
これが、あのNEWSのひとが書いた芸能界の小説、としてだけ広まるとしたら、寂しいな、と思った。そんなゴシップ(?)なしでも読まれていい本だと私は思う。
私は太宰の作品を読んでいると、特にそれが太宰本人でない架空のキャラであると、これは“虚構”だと強く意識させられるのだけど、その感覚を思い出していた。特に前半かな。*1
大阪から横浜への引っ越し、渋谷のエスカレーター式私立、芸能界…本人を連想させるキーワードが続く。でも違う。
私がこの小説の登場人物に著者やその近くのひとたちを当てはめて読まなかったのは、ひとえに私がそんなことを思えるほど彼らを見てきていないからだろうけど。
とにかく引き込まれるように読み進めて、でも引き込まれながらも頭の片隅では“虚構”の感覚とか、上手いなとか、色々考えていたりもして。
それが、最終章で、全部止まった。
圧倒的だった。それまで考えていたこと全部意味をなくすかのように、それまでよりもさらに引き込まれて、読むのを止められなくて、ただごっちを追体験するりばちゃんを茫然と見守ることしかできなかった。
私は作品の解釈みたいなことが恐ろしく出来ない人なので、この作品についてもそういうことをするつもりはないんだけど。
私はここに描かれているのが本人だとは思わないけれど。*2
ただ、読み終わったときにふと。
彼の目に映る芸能界はこういう感じなのだろうか。と。
あと、芸能界を描いたわけじゃないと私には思えるけれど、彼が何かを描こうとしたときに、それを描くための世界として一番身近なのが芸能界なのかな、とは思った。
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まぁ一言で言うなら、面白かった、です。
個人的には、彼がこの先も小説を書くのであれば、どんなものを書くのか興味がある。
うーん。なんか全然まとまんないなぁ;
とりあえず私には、グループのこととか連想しなくても、小説として面白い作品でした。それでいいかなとも思ってる、よ。
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