水ギョーザとの交接

『水ギョーザとの交接』オカワダアキナ(ザネリ)

あほなのでBLだって忘れて読んでいた。(あほ)
いやBLが特別苦手ってわけじゃないんだけど。

宇都宮で過ごす夏休みのお話。
元バレエダンサーの叔父さんと、13歳の甥。
叔父さんの恋人ゆみこさんと、ラーメン屋のリンダと、母さんとモリモトさんと山井と…

 

水ギョーザの中には餡が詰まっているし、ドーナツの輪の内側にも生活はある。
と思った。なんとなく。
表紙が青くて透けるようで、でも中身はむわっと夏の熱気や湿気に包まれるみたいな心地で読み進めた。
あと、これは私がこういう本にまだ慣れていないからかな、3段組にふわふわしながら読んでいた。
ひと夏のお話はまるで、一つの舞台を観たみたいな、現実味はあるのに夢みたいな時間だった。

 

親が再婚したからといって子供の名字を合わせるのは必須ではないし、そもそも養子にならない限り戸籍上は無関係だ…というようなことは青葉くんには言わない方がいいやつだろうか?

 

バレエ、が絡む話を読んでしまう自分のことを、私はどう思えばいいかまだわからない。

「バレエやってると足はキレイじゃなくなっちゃうんだよ、どうしても」