JIN ROCK LIME
@PARCO劇場
ヘッダ・ガブラーを知ってたらもっとわかったのかな?とも思ったけどどうなんだろ。
誰にも共感できなかったけど、これは意図通りなのか否か。
パンフ(の寄稿)で書かれていたけど、現代は「人を傷つけない感性が重視されている時代」で、同時に「人を傷つけた人ならば、どこまでも傷つけてよい、と考える過激で暴力的な社会でもある」。
ホムラやトゴシはこれで、それが観ていてなんだかなーとなるんだけど、なんか、わたしは彼らがそこに自覚的でないことが余計に嫌なのかも。自覚があって=悪意で傷つけるのは、もちろんダメだけど、でも自覚なく≒本人的には正義としてやっているのだってダメじゃんね。自分(もしくは大事な相手)が傷ついた、というのは、傷つけた誰か(もしくはその他の誰か)を傷つけていいということではない、ので。
エートがジンを救いたいのは本当なんだろうけど、それだって独り善がりではあるよね。彼も自分の尺度でしかジンを見ていないし、それ以上の想像はできない(しようとしない)。
エートはジンに「ちゃんと生きて」と言うんだけど、
“ちゃんと生きる”って何だろう。

