THE THREE MUSKETEERS
@日生劇場
グランドミュージカル!
坂本くんと共演!
演出はフィリップ・マッキンリー!
グレッグが次に繋がったの嬉しい。
日生久々だな~と思ったらクイーン・エリザベス(2019.05)以来らしくて、そんなに来てなかったんだ……ってなった。好きなのに。
好きな劇場に末に連れてきてもらえて嬉しい。
仕事からの1230開演は無理だとOZで学んだはずなのに懲りずにやってしまった。あの優雅な日生ロビーで開演15分前に慌ててSOYJOYを貪り食う女になってしまった……。(SOYJOYは外出先でさっと食べるのに適しすぎてる。優秀すぎる)
それはそれとして、やはり日生のあのロビーの贅沢さ好き。最近の劇場、ロビー狭いし多少スペースあっても座るところはなかったりするもんね……。
三銃士ミリしらで行ったけど、デュマ(父)の原作(wiki)からは結構改変されてるっぽいので問題ない気がしてきた……。別にあらすじとか知らずに観ても話はわかる。
原作wiki読む限り、変更としては、リシュリューとの対立に原作では第三部にある鉄仮面の話を持ってきた感じ?(原作だと「三銃士」は第一部) あとアトスの設定にトレヴィル(このミュでは登場しない)を混ぜてあるんだと思われる。コンスタンスの結末も全然違うんだけど、ハピエンになってるのでよかった……。。
ダルタニャンとコンスタンスがちょおおおうかわいい。若い!純真!まっすぐ!なんかもう見つめ合ってる2人のとこだけずっとキラキラしてる。かわいい。この2人がハッピーエンドでよかったよ……。
ダルタニャン、開幕10分くらい?で初登場なんだけど、そこから8~9割くらい出てる。すごい。特に一幕とかほとんどいる。そしてめっちゃ歌う。ダルタニャン、台詞の声も歌声も、末なんだけど末じゃなくて、ダルタニャンの声だ…!って感動した。わたしは末の芝居の、末だけど絶対に末ではない「その人」としてそこにいるところが大好きなので。そして歌……めっちゃよい……グレッグのときよりさらに低音が強く自然になったなあと。
ダルタニャン、プライド高い血気盛んな若者なのですぐ決闘申し込む。かわいい。特に三銃士から「ガキ」って言われてるんだけど、アトスとアラミスが背高いのでより際立つガキ感……。あと銃士隊のマント着けてもらって帽子被せてもらったダルタニャンかわいすぎる。あまりにもかわいい。ダルタニャンの設定年齢は20代前半らしいけど、特にほかの人たちと並んだときとかパリの街中とか、ほんとに若者!感がすごくある。この身長がこういう風に活きるんだなあと思った。
コンスタンス、かわいくて強くて最高!になってしまった。そして歌がめちゃくちゃ上手い。(それはそう)
ほんとうにダルタニャンとのラブラブっぷりがかわいくて眼福。
ミレディの歌もすごかったなー。迫力というか凄みがあった。
アトスとミレディの回想シーンでは若い2人をバレエで表現していて面白かった(interestingの方)。あれ、ドリームミレディ(とパンフにあった)トゥシューズ履いてる?と思ってよく見たら本当にトゥシューズだった。マイムもバレエだった。
ダルタニャンは剣を鞘に収めるときに剣をひらひらさせるみたいなのが入るんだけど(上手く説明できない)、同じことをアトスもしている。気がする。剣の師匠が同じであることを示してるのかな。
ところでリシュリューが双子の弟だったので捨てられてどん底でみたいに歌ってたんだけど(鉄仮面の話を混ぜてる時点で実際や原作のリシュリューとは大分別設定)、枢機卿になれるならそれなりの教育は受けてるだろうしそこそこの家で育っているのでは……などとと1334席(らしい)中自分しか気にしてないかもしれない点に引っかかってしまった。あとフランス国王に拘ってしまったのがこの人の悲劇だよね……枢機卿ならいっそ教皇を目指してもよかったのでは。フランスどころかスペインや神聖ローマ帝国にも影響力持てそうだし……というこれも1334席中何人がそんなこと考えてんだよみたいなことを……。。
そういえば国王(ルイ13世)、序盤で鉄仮面被せられるし(油断しすぎというか警戒心なさすぎというか、ミレディとジュサックに乗せられて機嫌よくなっちゃうのあほでは…?)、二幕はほぼヘロヘロになってるだけだし、なんつーか、権力に固執するリシュリューもあれだけど、この人が国王なのも大丈夫なのか…?と思ってしまった。最後に反省も込めてリシュリューとは真逆の政治方針を打ち出すことでなんかいい王になりそうな感じになってるが……そうなのか…?
登場人物それぞれに正義があるし(リシュリューにもリシュリューの正義がある)、現代の観客からするとそもそも王制の正義とはという感覚もありうると思うんだけど、パンフで稽古のときに正義とはという話し合いがあって結論は出なかったみたいな話が出てたので、演者も正義自体が単純ではないことを知りつつやっているのかもしれない。
生オケなんだけどオケピは使ってなくて、どこにいるのかと思ったら、舞台奥だった。(カテコで紹介。劇中は薄い幕が下りてる) ステージの奥行きがすごい。
カテコといえば、末もいろんな人と顔見合わせて笑い合ったりしててほっこりした。
話には気になる点もあったけどw、でも基本的な筋はわかりやすいし冒険活劇で、観てて楽しい。
ダルタニャンは声もお顔もダルタニャンで、よく喋るし歌うし動くし(アクション(フェンシング)も多いしダンスもある)、ずーっと観てられる感じ。
元々の原作がダルタニャン主役だからか、出番もめっちゃ多いしよく歌う。パンフも、坂本くんとセットみたいな感じで。表紙を開いたところが坂本くんのカットなんだけど、反対側=裏表紙開いたところは末なの。よい役、それも末に嵌まる役をもらえてて(もちろん、嵌まったのは末の芝居がいいということでもある)、嬉しい。観られてよかった。

