たのしいプロパガンダ

『たのしいプロパガンダ』辻田真佐憲(イースト新書Q)

 

 著者はかつて、『日本の軍歌』(幻冬舎新書)という本のなかで、「日本が今戦争に突入すれば、アイドルが軍歌を歌うだろう」と述べた。これもまたひとつの思考実験である。七〇年前のプロパガンダがそのまま復活することなどありえない。未来に「楽しいプロパガンダ」が生まれるのだとすれば、それは最新のエンタメと結びつくはずだ。
(第五章 日本国の「政策芸術」 p.211)