3月のライオン 15

『3月のライオン 15』羽海野チカ(YOUNG ANIMAL COMICS)

 

 

対局に 集中し過ぎた後は
ここに居るのに いないような気がして
踏んだ地面が 感じられなくなる

 

きみからの文字を見て
会いたいと胸が鳴り ぼくは
心臓の 在りかを知る
そして 名前を呼ばれて
外側が かためられ
のどを すべりおちて行く シチューで
自分の内側を知り
ぼくは ようやく
深く息をする事を思い出す