トムとジェリー ~夢よもう一度~ 20190806 1800/20190807 1300

『音楽劇 TOM and JERRY ~夢よもう一度~』@御園座

 

御園座初めて行った。赤い。
入り口前の階段も赤いし、座席も赤いし、お手洗いの壁も赤い。
お手洗いの個室数は多いけどなんか構造が謎。迷いそう。あとロビーからお手洗い入り口への通路が狭い。
演舞場の桟敷にあたる席もふつーの座席で、ちょっと斜めだけど舞台の方を向いてる。1列2席。
1階下手(桟敷ではなく普通の客席部分)は公演によっては花道作ってるのかな。
1階は傾斜が緩かった…ような気がする。

 

名古屋公演は
・ジェリー:幸大くん
・タイク:いなぴちゃん
・ガブリエル:湖月わたる

日替わりキャストは
0806
・トム:竹若元博
・ブッチ:もう中学生
・ジャッジ:村田孝高
・キューピッド:薮田瑞穂
・ガス:山本圭壱
0807:
・トム:竹若元博
・ブッチ:おばたのお兄さん
・ジャッジ:パク・ドンイル
・キューピッド:安藤ゆかり
・ガス:山本圭壱

トムとガスは片方しか観られなかった。どんな感じなのかは気になる。

そういえば、公式サイトの映像が御園座公演のものになっている。

 

先に気になった点言っちゃいますね。
・HPとかのあらすじ、合ってなくない…?強いて言うなら、最初の20分くらいまでかな…。
・ジュリエッタやスパイクの台詞の説教臭さが気になる。
・あとジュリエッタのギャグ(?)が伝わりにくいというか笑いにくいというか…。(でもあれ台本な気がする)
・(ジュリエッタに限らず)全般的に、おっさんおばさんしかわからないようなネタが多い。こどもを連れてきた親向け?
・ガスのオンステージがBOØWY(たぶん…)なのとか、まじ誰を対象にしてるんだ…。
・このガスオンステージ、この作品が芝居である、それぞれのキャラに演じてる中の人がいる、ことを前提にしてて、それはいいのだろうか…と思ってしまった。
・0807は、幸大くん(オンステージ中、ジェリーは死んだテイで倒れてる)を起こしたんだよね。「松本幸大」として起こして踊らせたの。それはさすがにどうなん…。幸大くんが踊るの見られてうれしいのとそれは別の話だ…。
・梅ちゃんだとまた違うことやってるんだろうけど、構造的には似たような感じであろう気がする…。
・あと、最後の展開もメタなんだよね。「そんなの、アニメにするまでもない」
・そういえば前説がブッチ役の人なんだけど、0806のもう中はブッチとしてやっていて0807はおばたのお兄さんとしてやっていた。そこどっちでもアリなのかそうなのか。
・全般的に、ターゲットがこども(原作のドタバタコメディーを観たい客)なのか、おとな(トムとジェリーを元にしたお話を観たい?客)なのかが謎。
・まぁ…わたし原作観てないんだけど…。。
・あとは、いろいろ展開が唐突に感じたのは、原作もそうなのか否か。ラブレターの件でジェリーが怒られるくらいまではそうでもないんだけど、その先は唐突なシーンが多い。長老夫婦の死が近いのも、猫たちがねずみたちのとこへ怒鳴り込んでくるのも、ガスも、天国も、それがインチキなのも。
・ところで終盤の阿波踊りは台本通りなのか演出によるものなのかが気になる。

 

いろいろ言ったけど、松本ジェリー幸大はとーーーってもかわいい!
ほんとうにかわいい。
幸大担、言うてかわいいじたんもあざとくかわいいじたんもいっぱい観てきてるじゃないっすか。でも、この舞台ではジェリーなんですよ!!
いやそりゃジェリー役なんだからって言われたらそりゃあそうなんだが、でもね、ぶりっ子みたいなかわいさでも、やっぱり幸大くんじゃなくてジェリーなの。トムより大きくてもジェリーなの。
あのメイクはテレビだとびっくりするけど、舞台だと違和感ないな。幸大くんがわりとメイク映えするお顔ってのもあるだろうけど。ビジュアルのことで言うと、頭の後ろに短い三つ編みがついてるのもかわいい。
トムとジェリーは(天国の前?以外)喋らないけど、喋らないというより、日本語をはっきり言わないというのが近いかも。トムは独り言がほぼないし大抵相手が通訳してくれるけど、ジェリーはあんまり通訳されないので、聞き取れるように喋る部分もある。ほとんど英語だったかな。「Two loveletters!」とか「Thank you」とか。(千穐楽後のあいらんどてぃーびー参照)

天国の前(?)で喋れるようになって、声が思ってたのと違う!ってときに、0807は「まーきのっ」ってやってたので、ここはブッチの配役によって変えてる(≒2パターン)のか、それとも日替わりなのか。(0806何やってたか覚えてない…というか、たぶん元ネタがわからなかったんだと思う…)

お歌上手くなってたとおもう!
ひとりで歌うのは、ジュリエッタとのデュエットの中でちょこっとだけど。
なんかね、伸びやかになった。
ミュージカルとして?の歌唱指導かなと思うんだけど、癖のない歌い方というか。それでより伸びやかに聞こえる気がする。
ちなみに、トムが歌うシーンとか、天国の前(?)とかは結構エコー?が効いてるんだけど、ジェリーが歌うところは別にエコーかかってないw

いなぴちゃんタイク、おっきい。(そこかよ)
いなぴちゃんただでさえ大きいのに、タイクの髪型でより大きい。
スパイク・タイク親子は格好はロックだし、最初のシーンだと怖そうだけど、役割的には協調を説く犬。タイクちゃんはいい子である…。

マッスル、ほんとにマッスルなキャラだった。
はるはる細いけど、役的にはマッスル。女の子をお姫様抱っこするはるはるが観られます。
結構台詞もあるというか、ねずみたちの中では中心ぽい子。

ジミーは猫を怖がり彼女(?)に引っ張られる気弱な子。
彼だけ殊更ねずみ語で、シがぜんぶチになっている。

4人ともよかった。
なんかこー物語?作品?のつくりには思うところあるけど、彼らを観に行くという点ではいい舞台だったかな。
特にジェリーはほぼ出ずっぱりですし!wかわいいし!

いちばん好きなシーンは冒頭です。
舞台、開演前は中央から上手下手へ壁があって(人間の部屋の足下っぽい)、上手側には穴が空いている。
客電が落ちると、ちょっと暗い舞台へ下手からジェリーが何か(チーズ?)持ってそろそろ周囲を伺いながら歩いてくる。で、上手の穴に入っていく。
そうすると、上手の壁が手前に倒れてねずみたちの世界が広がる。
人間の世界からねずみ(や猫や犬)の世界へ、視点が移る・切り替わる。
その導入がジェリーなんですよ…!!

いやほんと、作品に思うところはあったけど(しつこい)
幸大くんのジェリーはすごく好き。観に行ってよかった。