@DDD青山クロスシアター
『MARATONA DI NEW YORK』di Edoardo Erba
二人芝居、公演によって役を入れ替えるA・Bの2パターンあり。この回はB(マリオ:矢田くん、スティーブ:寺西)
いやこれAも観たかったな!?w
まぁ、じたんと同じパターンを観られたと思っておくわ…。(…)
メモ2点。
1:舞台
普段(というかこれまでわたしが行ったとき)の額縁舞台時の座席のEくらい~M列はたぶんそのまま、Eの前に低めの舞台、その向こうにW~Z列。キャパは180で額縁舞台と同じ(なのでA~4列分がないってことかなと)。
舞台の向こうにも客がいて向かい合ってるの、円形劇場を思い出す…。
2:当日引換券
ぴあで売ってた当日引換券。クレカ決済、セブンorファミマorぴあ店舗で引換券を発券→当日入口脇カウンターで座席券と引き換え。座席券は束の上から渡してる模様。(少なくともこの回は)K列が当日引換分だった模様、もしかしたら一部関係者かも? あと、Jが当日券かなーと思ったけどどうだろう。もしかするとJ~Kが当日引換券&当日券(&関係者?)なのかも。
70分走り続けてる、は外縁だな、という印象。
そこで宣伝すると誤解を与えてしまうのではないか、とか…いやまぁ結果埋まってるしいいんだろうけど…。まぁ、観たときの衝撃を考えたらむしろいいのかも?
そうそう、キャパ180を二人で埋められてるのはすごいと思う。もう当日券しかなさそうだし。CATプロデュースのクロスシアター公演としては公演数は多くない(しかも2パターンあるので、おたく的にはたぶん実質全公演数の1/2 ×2パターン)けど。(二人のおたくにしか届いてないとしたらもったいないけど)
体育会系っぽく強引にマリオを練習に引っ張るスティーブ、何かと辞める理由を持ち出すマリオ。スティーブの考え方はマッチョで、マリオは繊細に見える。でも、すぐに逃げだそうとするマリオにそのたびにスティーブは振り回されるし、マリオは過去にスティーブの彼女を奪ったことを、彼女と一年付き合っていたことを覚えていない。果たして、強引なのはどちらだろう、繊細なのはどちらだろう。…そもそもそれは、そんな風に簡単に分けられるものなのか?
アメリカの話だけど、イタリア系アメリカ人、なのがおもしろいなと思った。
イタリア人が書いてる話だけどそこじゃなくて、んーと、
スティーブが、ニューヨークマラソン(の妄想)で必ず「イタリア系アメリカ人は俺たちに気づいたかな」って言う。
彼らが住んでるのはニューヨークではなくどこかの田舎(たしか明言はされていない)で、彼らが何世代目の移民なのかも語られないけれど、彼らは二人ともイタリア系で、彼らの会話に出てくる=彼らの周囲の人たちもたぶんイタリア系で(名前から察するに)。イタリア系、ということを彼らは自覚しているし意識しているし、同胞意識もあるんだなあ、と。
現代日本で暮らしている日本人はあまり意識しないあたりかもしれない。
最後にマリオがスティーブに「許してくれるか?」って訊くの、もしかしたらキリスト教的かもなーとか。
5月の100分de名著が平家物語で講師は能楽師の安田登さんだったんだけど、複式夢幻能について、生きている人間が訪ねていく話で、つまり生きている人間の話なのだ、ということを言っていて。(記憶ベースなので全然違ってたらすみません。。)
まあ複式夢幻能に限らず、たいていは生きている人間の側からの話になりがちな気がするんだけど、『マラソン』はマリオの話なんだよね。そしてそこで許しを請う、のが、なんか興味深かった。
最後に求めるのが、許されること。
生き残る側が後悔をなくすためではなく、これから召されるそのときに、望むのは許されること。
……ちょっとこの辺語り合いたいから誰か観てきて!そしてわたしと飲みに行こう!(…)
あ、ほんとの最後(?)のスティーブへのお願いは車の鍵を親父に返してくれだったわw 「おしゃかになった車にまだ刺さってるだろうから」
二人ともよかった。いやほんとAも観たかったな!w 矢田マリオ、寺西スティーブとも嵌まってたので、逆はどんな感じなのか気になる。
70分、ということだけど、短いともならなかったしもちろん長くはないし、ちょうどよかった。
二人芝居で、ずっと二人で話してて、それでも観てる側も集中力が切れないのすごいとおもう。次が気になるし、長い付き合いだから話がちょくちょく飛ぶので油断できないし、ときどきちょっとシリアスになる、その緊張感に客席も取り込まれる、感じ。
やっぱり芝居が好きだなあとおもった。
芝居が好きだし、クロスシアターも好きw
小劇場的な芝居が好きなのは、その演劇的手法(セットの使い方とか、抽象的なところとか)もだし、小さな空間で息を潜めるような、客も逃げ場がないような、そういうところも好きなんだとおもう。(大劇場での芝居も好きだけどね)
