『猫はシェイクスピアを知っている』リリアン・J・ブラウン、羽田詩津子訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)
日本橋BOOKCON2019で早川書房のブースに並んでいた希少本から。
希少本…絶版なんですね…?
シリーズ物。wikiによれば7作目。読んでなくても読める。
推理物、という感じではないかな…? 田舎の人間関係や利害が事件を起こす。シャム猫ココは気づいているみたいだけど、クィララン(飼い主。主人公)はそれを読み取れないし、真相は犯人や謎に関連した女性たちが話してくれる。主人公が解明できないから事件は止められなくて、主人公の屋敷に放火した犯人が自分も死んでしまったことで終わる。…終わったのか? XYZエンタープライズ社はこの後も何かするのか? というところが気にならないではないけど、本屋でこの続きを見つけるのは難しそうだね; なんかあれ、TRICKをちょっと連想した。現代なんだけど、遠い田舎で一昔・二昔前みたいな生活と社会を舞台に、閉鎖的な社会が事件を起こし隠す。
すっきり!って感じじゃないけど、面白いし気になってほとんど一気に読んでしまった。なによりココとヤムヤムがいい…猫…。ココは賢く、事件とかよくないことを予知するような猫として描かれるけど、あくまでも猫で、人間的には描かれないのがよかった。ココかっこいい。(ヤムヤムはかわいいよ!)
