本に読まれて

『本に読まれて』須賀敦子(中公文庫)

全集買えばよいのでは、って話なんだけど、
このタイトルとこのカヴァーは買ってしまうと思うんだ…。(…)

表紙(正式には表紙カヴァーというのだろうが)は、私にとって本の大切な一部だ。

p.240

 

やはりこの人の文章好きだなあと思うし、
二十年程前の危機感が今も通じるものであることに、暗澹とした気分にもなる。
とりあえず、読みたい本がまた増えた…。
品切れ(絶版か?)が多そうなのが悲しい。

ところでこの本、一箇所「出0版部門」となっていてびっくりしたw
あと、ところどころ、フォントが違うように見えるページがある…。なんか字が小さく見える(けど1行あたりの字数は同じようなので、フォントの違いなのかなと思われる)ページがあって戸惑う…。見開きの左右でフォントが違うの…。

重複はしちゃうけどやはり全集を買おうという結論に達した。

文庫本やペーパーバック版で、気にいったあたらしい表紙に代わっているのを店頭で見つけると、たとえ旧知の作品ですでに所有しているものでも、ふらふらと買ってしまうことがある。

p.240

 

こんなちっぽけな、こんな思想のない建物で暮らしていたら、きみたちはこれっぽっちの人間になるぞ。建物が人間を造るということを、よくおぼえておきなさい。

p.180