『ユルスナールの靴』須賀敦子(河出文庫)
マルグリット・ユルスナールというフランス系ベルギー人の作家の軌跡と、それを追う著者の軌跡が交錯する。
なんだかあっという間に、ほとんど一気に読んでしまった。必ずしも読みやすかったわけではないと思うのだけど。
文章――小説を書くということ、日本語でそれをするということ、を、わたしはもっと考えた方がいいのだろうと思う。
最初の方、著者の女学校時代についてを読んでいて気になったので調べてみたら、祖母の1歳下だった。場所は全然違うのだけど、それでも共通するこの時代故の事象みたいなものがあるのだな、と。

