東京楽所 「雅楽」 ―源氏物語―

雅楽を聴いて?観て?きたー!

すっごいよかった。

第一部・第二部とも最初にプロデューサーによる解説あり。

第一部の解説では多忠輝氏による楽器解説も。各楽器1人ずつ演者の方がちょっと演奏。

たまに演者の方の情報が入ったりw

琵琶や箏は他の琵琶や箏と区別するために楽琵琶や楽箏と言うそうです。メロディーじゃなくて拍子のような役割っぽい。

第一部は「管弦」=演奏のみ。

*盤渉調音取(ばんしきちょうねとり)

いわゆるチューニングではなく、今日はこの調子です、というお知らせ…というか場を調える、ものらしい。

盤渉調は西洋の音階だとシだそうです。

*青海波

東京楽所には頭中将も光源氏もいるんです!でも衣装がないんです!ということで今日は管弦だそうw

(これの衣装は70羽の千鳥が全て違う方を向いていて、刺繍(手縫い)でないとできず、ものすごくお金がかかるらしい…。)

*盤渉調 越天楽残楽三返(ばんしきちょう えてんらくのこりがくさんへん)

盤渉調は冬なんだそう。(平調(ひょうじょう)は秋、黄鐘調(おうしきちょう)は夏らしい)

同じ曲でも季節によって調子が変わる、と。

黒田節のメロディーは平調の越天楽らしい。(ちなみに平調はミ)

残楽三返は三返繰り返し演奏することで、段々楽器が減っていって、最後は琵琶と箏だけに。メロディーはもうなくて(管楽器がメロディーなのかな?)、聴衆は最初に聴いたメロディーを思い起こしながら聴く、と…。高度…。

第二部は「舞楽」

今回の衣装だけでも億だと言っていた…。え、じゃあ青海波って…。

*万歳楽(まんざいらく)

左舞。中国から伝わったものが左方と言われるらしい。

4人で踊る。衣装の背中側が長く垂れてて踊れるのすごいなー。ちなみに踊る舞台は緑の絹だそうです。

雅楽の舞と聞いて思い浮かべる感じの動きが多かった。

*落蹲(らくそん)

右舞。朝鮮経由で伝わったものが右方らしい。

鞨鼓ではなく三ノ鼓が演奏されるのが見分け方とのこと。

笛も龍笛ではなかったなー。もっと小さくて、そりゃそうなんだけど音も違った。(プログラム見ると高麗笛か)

面は下顎部分は紐でぶら下がっていた。能の翁の紐がもっと長くなった感じ…もしかして逆かな;

天皇から見て左=東、右=西。なので、左舞→右舞という順番でやる(逆の順番はない)そう。

よかったなー。観に行ってよかった。

なかなか聴いたり観たりする機会ないけど、解説もあったしじっくり聴いたり観たりできて。

衣装とかもうちょっと細かく観たかったりして、双眼鏡持って行かなかったことを後悔した…w

笙が入るとその瞬間にぶわっと広がる感覚があった。音楽によって作られる空間が一気に広がるというか。

あと、篳篥の音がすると寝てた客が起きるwww(篳篥は小さな縦笛だけどリードが6cmもあって大きな音が出るとのこと)

こういう公演また行ってみたいなあ、って軽率に思ってしまうわ…w