絵はがきにされた少年

好奇心の先

正直、何を書いてよいかわからなかったりするのだけれど。
読んだということは記録しとく。

『絵はがきにされた少年』
藤原章生  集英社(2006年?)

朝日の書評にも載ってたから結構読まれてるのかな?
ヨハネスブルク特派員のノンフィクション短編集。

借りてきて読んで、もう手元にはないので1つひとつコメントすることはできないんだけれども。

最初の話が、「ハゲワシと少女」を撮ったカメラマン(の友人)で。
野田秀樹の『Right eye』を読んだ後だったこともあって、
自分の中でやや対比させながら読んでしまったり。
ゲリラを撮りに行って殺されたカメラマン。
上手い写真を撮って自殺したカメラマン。

最後の話はルワンダ。フツ族とツチ族。
何によってなのか誰にもわからない違いによって起きた大虐殺という事実。
ちょうど同じ頃新聞で、ルワンダについての映画のことを読んだんだけど、そのうちの一本は確か日本ので。
殺された人を投げ込んだ湖の魚が日本の食卓に上るという現実。

なんかね、重いよね。
自分がさ、この本を読んで。
読んで、それでどうするって
どうもしないわけで。
だってどうもできないじゃんとか
相変わらず何もわかってないんだしとか

何かしてあげなきゃってのは傲慢だろうと思うけど、
何もしないのもきっと傲慢なんだろうとか。

理由を探る好奇心だって傲慢かもしれないけれど
知らなきゃ動けない、言えないことがあるっていうのも
間違っちゃいないと思っていたり。